Installation

本来ならば、各自configure,make,installしてほしいのですが、現状ではまだパッチをあててconfigure 一発で通るわけではないしほとんどの実機はマシンパワー的に非現実的でしょうからバイナリ配布のほうのインストール方 法のみを説明します。

(*)TwentyOne,g2as,g2lk,libcなどは適切にインストールされているものとする。

○インストールディレクトリ

基本のInstall場所

/usr/lib/gcc-lib/m68k-human68k/2.95.2

ここにコンパイラ、プリプロセッサを置きます。が、TwentyOneで -cの人や自分で好きな場所にイ ンストールしたい人もいるでしょうからその人は環境変数COMPILER_PATHを設定します。プリプロセ ッサ・コンパイラのファイル名はかってに変更してはいけません。 (execdを使用している人は拡張子無しでOKです)

(例)
COMPILER_PATH=c:/bin

gcc.x,g++.x,gcov.xはパスの通っているところにおきます。これらは他のプログラムから呼び出す ことはないのでリネームしてOKです。

(その他の方法)

gcc -print-search-dirs (return)

でコンパイラを検索するディレクトリを見ることができます。

○ライブラリ、ヘッダを置く場所

従来のX680x0 GCC 同様、環境変数include,gcc-include,libなどは見るようになっています。 その他、FSF版GCCが使用する環境変数はすべて使用可能です。

○インストールの確認方法

gcc -v --help (return)

でコンパイラドライバは、プリプロセッサ、コンパイラ、アセンブラ、リンカの順番でヘルプを表示し ます。(できなければコンパイラドライバはそのプログラムを見つけることができないということです。 表示できないところを重点的に調べていけば原因が分かるとおもいます)

Fri OCT 20 18:36 2000 updated
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